【弘前ガイド】サッカーユース・プレミアリーグ観戦者用観光案内【番外編】
マリノスユースサポの皆さん、遠征の準備は進んでいますか?旅程は固まりましたか?食べたいもの、見たいものは決まりましたか?もし日程に余裕があったり、観光するところが確定していなかったり、「そうだ、弘前行こう」とふと思い立ったりしたら、今回もお付き合いいただければ幸いです。
では、青森観光案内の番外編・弘前を食べて、歩いてしたい方向けに弘前市出身の私がオススメを何点かピックアップしてみます。
*弘前で観光するなら
弘前は弘前城を中心に見どころが比較的近くにまとまっています。天気が良ければ、レンタサイクルで回るのがオススメです。弘前駅に降り立ったら、まず観光案内所に行きましょう。返却は市内5か所の貸出場所どこでもできます。自分のペースでのんびり回りたいならバスよりレンタサイクルの方が良さそうです。
また、弘前市内循環100円バスというのもあります。どこから乗って降りても100円。弘前駅・弘前城・市役所など観光や市民の足としても活用されています。雨の日や体調が今ひとつな時は100円バスをご利用ください。ルートが4本ありますので、行き先に応じて使い分けましょう。
弘南バス
バスの一日乗車券はないのですが、列車とバスが乗り降り自由の「津軽フリーパス」ならあります。例えば青森市内から弘前に移動するとか電車を利用することもありそうなら、お得かも知れません。おとな 2060円です。
レンタサイクル(サイクルネットHIROSAKI)と津軽フリーパスについては弘前観光コンベンション協会でご確認ください。次で紹介する観光スポット、洋館等についてもこちらが便利です。
*観光スポット
・弘前城
言わずと知れた弘前の象徴。現存12天守のひとつ。津軽の誇りですな。
特に今はとても珍しいものが見られます。本丸石垣修理のため、本丸を「曳き屋」して(解体せずそのまま台座から切り離してロープで引いて動かす)今まであった場所から別のところに移動させています。百聞は一見にしかず。ぜひ弘前城公園まで足を運んでみてください。
弘前駅からは、歩こうと思えば歩けなくもないです。駅からひたすらまっすぐ歩き続けると公園の外堀にぶつかります。あとは外堀沿いに追手門を目指せばすぐです。
・洋館
弘前は明治以降、様々な洋館や教会が建てられました。
藤田記念庭園はアニメ化もされた「ふらいんぐうぃっち」にも登場したモダンな洋館があり、庭園を見学することができます。洋館内には喫茶室もあります(写真は藤田記念庭園洋館)。
カトリック弘前教会、日本キリスト教団弘前教会、弘前学院外国人宣教師館等々、あげるとキリがないくらいです。ここであげた建物はほぼ弘前城の近くにあるのでお散歩がてら回って欲しいですね。
歩き回って疲れたら「スタバっぽくないスタバ」で休憩してはいかがでしょう。なんといっても登録有形文化財の建物(陸軍師団長官舎)を使っていますし、弘前城公園の目の前なので景色も良いですよ。
*温泉
弘前は温泉もたくさんあります。ただ、中心部で温泉というのはなかなか難しい…チェーン展開しているホテル併設の温泉もたしかに温泉なのだけど、微妙ではありますよね。そこでひとつご紹介。さくら野百貨店に併設されているホテル リコルソ弘前内の温泉は立ち寄り湯として長く弘前市民に利用されてきた温泉です。情緒を求めると岩木山麓まで行かないと厳しいですが、手軽に行ける温泉としてはおすすめです。100円バス城東コースで行けます。
ホテル リコルソ弘前
http://sakurano-dept.jp/ricorso/spa.html
その他、弘前市内・近辺の温泉の検索はこちらで
*グルメ
・レストラン山崎
弘前でイチオシのフレンチの名店。地元の農場や牧場から仕入れた食材で供される料理の数々はどれも優しく上品な味わいです。ランチは1620円から。弘前城公園からも近いです。ランチタイムは11:30-14:00なので遅れないように気を付けてくださいね。
・石臼挽き自家製粉 彦庵
帰省すると必ず行く蕎麦のお店。弘前城周辺というわけではなく、ちょっと離れています。弘前城から禅林街という寺町を越えて、更にちょっと先なのでレンタサイクルで頑張るかバスでお越しください。蔵を改装して作った店で雰囲気も面白いです。蕎麦は歯ごたえがあって、蕎麦の味もしっかりしています。
・創作郷土料理の店 菊富士
蕎麦と郷土料理のお店です。夜のコース料理もあり、津軽の地元料理と地酒が楽しめます。
・アップルパイの街 弘前
弘前市内では和洋菓子店やカフェで47種類のアップルパイを提供しています。弘前アップルパイガイドマップを片手に巡ってみましょう。pdf版は上で紹介した弘前観光コンベンション協会のサイト内にあります。弘前駅の観光案内所でも配布していますよ。
・珈琲の街 弘前
洋館のところでも触れましたが、改装してカフェになっているところが少なくないです。太宰治が通った喫茶店(万茶ン)もまだ元気に営業中です。太宰治ゆかりの地巡りにもなりますね。珈琲の街のガイドマップもあるので、気になったところを訪ねてみてはいかがでしょうか。
…という感じで駆け足ですが弘前の紹介をしてみました。
弘前ねぷた祭りは青森のねぶた祭りと違って町内単位の参加なので、ねぷた小屋は各町内に分散しています。青森と違って見学ができるかは不明なので項目としては設けませんでした。「津軽藩ねぷた村」で常設展示されているねぷたがあるので、お時間があったらぜひ。
まだまだ紹介しきれていない感満載ですが、弘前観光コンベンション協会のサイトでかなりいろいろ紹介されているので、そちらを見て気になったところも訪れてみてください。
歴史ある城下町であり、明治期以降作られたモダンな洋館・教会があり、和洋いろいろな食が楽しめる、そんな弘前にぜひ遊びに来てくださいね!
【おいしい青森】サッカーユース・プレミアリーグ観戦者用観光案内【グルメ編】
ちょっと前回から間が空いてしまいましたが、青森県出身・つばさの独断と偏見による青森観光案内のグルメ編+注意事項です。
前回の投稿で
いくつか観光スポットを紹介しております。でも、青森市内の生まれって訳じゃないので、ざっくりとした内容ですまんの…。
で、すでに書いた通り、青森市内の生まれではないので、特定のオススメのお店を紹介することはできません!青森市内に関しては、皆さんと同じです。知らないんです。ググるしかありません。食べログの評価が高いところに行くか、宿泊先のホテルのフロントで聞いてみてください。お寿司、居酒屋、和食店など希望を伝えれば、どこか教えてくれると思います。
あくまで弘前市で生まれ育ったので弘前市内なら詳しいです。弘前まで足を伸ばすという方は別途お問い合わせください。1500円で充分大満足ランチのフレンチでもワイワイ楽しく食べられるイタリアンも、意外とおいしい弘前の蕎麦の名店も紹介いたします。
では、「青森のおいしいものといえば」というのをピックアップしてみます。個別のお店に関しては勘弁してね!!
*海鮮!海鮮!海鮮!
青森に来たら海鮮!という人には「あおもり寿司クーポン」というのがあるみたいです(画像は下記リンク先からお借りしました)。寿司クーポンは「あおもり案内名人」という観光サイトにリンクがあります。回る寿司店も魚介が新鮮かつ地元仕入れなので安くておいしいかもですね。何故かと言うと「輸送コストがかからない」からでしょうね。あとは人件費とか土地も安いからねぇ…。
青森市観光情報サイト「あおもり案内名人」
*マグロ
「大間マグロ」というのを一度は聞いたことがある人は少なくないと思います。これにもちょっとしたカラクリというか、私も鮮魚店のおじさんからマグロの豆知識を聞いたことがあります。
「大間マグロ」とは、大間漁港に水揚げしたマグロのことを言います。マグロを釣っているのは津軽海峡等なので、大間以外の漁港(津軽半島の方など)でも当然マグロの取り扱いはあるわけです。そういう大間以外の漁港のマグロは「大間マグロ」と表示はできませんが、獲れたところは同じだし味の良さも同じだよ~っていうことなのです。おみやげにマグロをクール宅急便で送りたい、という人も大間にこだわらず選んでいただければと思います(「大間」が付いてないと少し安いかも)。試食させてくれるお店もあると思うので、お店の人とよく話して納得してお買い物してくださいね。上の画像は下記リンク先からお借りしました。
参考までに↓
*ご当地ラーメン
青森のラーメンといえば、私は「煮干しラーメン」だと思うんです。煮干しダシベースのスープで割とさっぱりあっさり。麺は細めだったと思います。最近は割とトンガッたタイプのラーメンもB級グルメ的に出しているところもあるようなので、お好みに合わせて食べログ等で検索してみてください。
しじみラーメンについては別で書きます。
「津軽ラーメン煮干し会」というサイトがあったので貼っておきますね。
*新青森駅「あおもり旬味館」
新幹線で新青森駅に着いてすぐ何か食べたい!という人には改札を出て「あおもり旬味館」へ。海鮮系の飲食店もありますが、十三湖産しじみを使ったしじみラーメンのお店もあります。これもあっさりしていますが、しじみの良いダシが出ていて味わい深いです。他の青森市内のしじみラーメン店はググってみてね。お土産類も豊富にあるのでゆっくり見て回ってください。
*青森駅近くで手軽に
青森駅近くにはA-FACTORYというお土産やフードコートのある施設ができていたのですね。青森駅から徒歩で行けるし、余り遠出をしないで手軽に…を優先するなら、レストランやお土産品の取り扱いもあり、青森りんごのお酒・シードルの工房もあるので気軽に楽しめるのではないでしょうか。
あおもり旬味館やA-FACTORYについてはこちらのサイトで詳細をご覧ください。
A-FACTORY・あおもり旬味館・青森ラビナ・弘前アプリーズ(公式)[株式会社 JR東日本青森商業開発]
*アップルパイ
青森といえばリンゴ。リンゴといえばアップルパイ。
アップルパイは弘前が店舗数も多く良く知っていますが、青森市内でアップルパイを取り扱っているお店はまったく知りません。アップルパイはお店によっては「リンゴ最盛期の秋冬のみ」のところもあるし、通年で取り扱っているところもあります。スイーツのお店で気になるところがあり、アップルパイ目当てなら問い合わせが必須かも。
お土産用のアップルパイならラグノオの「パティシエのりんごスティック」、「気になるリンゴ」がおすすめです。
ラグノオ公式サイト
http://www.rag-s.com/index.html
*おみやげに変わり種のオススメ
リンゴのお菓子はたくさんあるので、ここでちょっと変わり種を。岩木山麓で栽培されている嶽(だけ)キミというとうもろこしがあります。夏の本当に短い時期にしか出ないのですが、津軽人にとっては嶽キミを食べないと夏が来た気がしないと言っても過言ではないです。ピーターコーンなんて目じゃないくらい甘いです。いつでもあるとは限らないかもですが、嶽キミの真空パックがあったらぜひ。あとはアイスクリームもあるのでクール宅急便で送るか、買って新幹線の中で食べるか等でお楽しみください!
ちなみに嶽キミってどんなの?という人向けに教えてくれるサイト(画像お借りしました)
他にも青森の観光情報については「青森県観光情報サイトアプティネット」のリンクも貼っておきますね。ご参考までにどうぞ。
ここからはグルメ以外のその他情報・注意事項です。
【青森山田高への行き方】
青森山田高校HPのアクセスのページです。
http://www.aomoriyamada-hs.jp/access/
青森駅からバスで15分、最寄りバス停から徒歩5分だそうです。近所にイオン、イトーヨーカドー、サンワドー(ホームセンター)、ドンキ、セブンイレブンもありますね。買い物、食事で不自由はしないかと。
【青森市営バス】
バスは青森市営バスになります。土日祝1日乗り放題のバスカードがあるようなので、これがお得かと。時刻表等は青森市営バスのHPで検索してみてください。
https://www.city.aomori.aomori.jp/koutsu/top.html
【注意事項】
青森の夏はそれなりに暑いですが、陽が傾き空が暗くなるにつれて気温がどんどん下がっていきます。昼は半袖でも暑いとか日焼けしそうな夏空だったとしても、夜はとても涼しいです。いや寒いかも知れません。朝夕と昼の寒暖差で風邪をひかないように、必ず1枚羽織るものをお持ちください。パーカー、カーディガン、長袖シャツ等々…あるときっとお役に立つはずです!宿泊される場合は、寝冷えをしないようにお宿の空調をうまく調整してくださいね。
以上です!
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきましてありがとうございましたm(_ _)m
おみやげ、待ってます!
【はじめての青森】サッカーユース・プレミアリーグ観戦者向け観光案内【おいでませ】
サッカー育成組織を愛する皆さん、こんにちは。青森県出身のつばさです。
マリノスユースは今季から全国リーグのプレミアEASTに昇格してリーグ戦を戦っているいます。マリノスユースを応援している方々の中には、青森山田高校のホームで行われる試合を見に行く(=青森に行く)のを楽しみにしていらっしゃる向きも多いでしょう。
そこで、青森県出身の私が独断と偏見で選んだ観光スポットとグルメをご紹介したいと思います。もう自力で調べてプランを確定させている方も少なくないと思いますが、せっかく作ったので供養もかねて公開することにしました。なお、私は青森県は青森県でも、津軽平野の真ん中の弘前市出身なので青森市内についてはあんまり詳しくないです。ごめんなさい。
では、スタートです!
【観光スポット】
青森市は新しい街です。明治期以降に県庁が置かれ発展した街なので、市の中心部には目立った観光スポットがないような気がする…というのが私の感想です。
三内丸山遺跡も八甲田温泉も郊外だし、青森の観光地といえば津軽(弘前を中心とした津軽平野)と南部(八戸らへん)なのですよね…。
*棟方志功記念館
私が唯一知っている青森の市街地でのオススメは、棟方志功記念館。青森県が誇る天才芸術家・棟方志功の作品(彫刻・絵画・書画等)を展示してます。青森駅・新青森駅からバスでどうぞ。
休館日:月曜日
開館時間
4月- 10月:午前9時00分~午後5時00分
11月- 3月:午前9時30分~午後5時00分
詳しくは棟方志功記念館HPで。
*ねぶた祭の前だけど…
7月の青森山田高ホーム戦でお出でになる人向けにオススメ情報。8月のねぶた祭の前でちょうどねぶた作製期間中なので、ねぶた小屋の見学ができる時期です。
ねぶた小屋は青い海公園にまとまっていて、青森駅から徒歩で行くことができます。ねぶた祭自体は見られなくても、製作過程を見るのも結構レアで興味深いと思います。間近でねぶたを見るチャンスはなかなか無いので時間が合えばぜひ!
見学時間や注意事項は、ねぶたガイドのHPでご確認ください。
ねぶたガイド
*三内丸山遺跡
三内丸山遺跡の見学は鉄板!なんとか時間をやりくりして見に行っていただきたい。入場料無料で日本最大級の縄文集落跡が見られるんです!行ったら無料のガイドツアーにぜひとも参加してみてください。約30分で遺跡を巡りながらガイドさんから詳しいお話を聞くことができます。
私が参加した時のガイドツアーでは他のお客さんから民族学的な質問があり、ガイドさんが実に示唆に富むお答えをしてくださって感動を覚えました。ぜひいろいろ質問してみてください。ガイドなしで回るより遺跡の見え方が違うし、何より無料なのですから。
青森市街地からはちょっと離れているので、バスか車でお出かけください。青森駅・新青森駅からバスが出ています。半分ネタだけど、三内丸山温泉っていうのもあります。
アクセス・周辺地図等は公式HPでご確認を。
*青森県立美術館
それと青森県立美術館が近いですよ。ウルトラマンで怪獣デザイン等をてがけた成田亨の作品、不機嫌そうな子どもの絵でもおなじみの奈良美智、そして棟方志功の作品等々が常設展示されています。
休館日:毎月第2、第4月曜日 (この日が祝日の場合は、その翌日)/年末(平成28年度は12月29日から12月31日まで)
開館時間
10月1日 - 5月31日:9時30分-17時00分(入館は16時30分まで)
6月1日 - 9月30日:9時00分-18時00分(入館は17時30分まで)
アクセス
・JR新青森駅から
1)車で約10分
2)ルートバスねぶたん号 新青森駅東口バス停から乗車「県立美術館前」下車 (所要時間約10分)
・青森駅から
1)車で約20分
2)青森市営バス 青森駅前6番バス停から三内丸山遺跡 行き「県立美術館前」下車 (所要時間約20分)
詳細は青森県立美術館の公式HPで。
*温泉!温泉!温泉!
温泉好きの人にとっては青森は温泉地が多いのでぜひ堪能していただきたいところです。有名な酸ヶ湯温泉や青荷温泉などはかなり遠いのですが。酸ヶ湯温泉といえばヒバ材造りの「千人風呂」でも知られています(画像は公式サイトからお借りしました)。
温泉マニアなら一度は行ってみたいところだと思うのですが、なんせ青森駅からバスで約70分と遠い…時間が許すなら行ってみてください。千人風呂は混浴ですが女性向けについたてや湯浴み着もあるそうです。男女別のお風呂もあるので状況に応じてお選びください。
なお、泉質は強酸性です。
酸ヶ湯温泉公式サイト
その他の温泉情報・秘境温泉神秘の湯HP
と、ここまで青森市の観光案内をして来ましたが、本当は私の出身地・弘前にも来ていただけたら嬉しいです。青森駅からは電車で40分くらい。観光・温泉・グルメ全方位でフォロー&ガイドいたしますw
以上、青森市内の観光スポット編でした。次回はグルメ編をまとめます。